こんにちは!
アンビション治療院のKEIKOです。
今回は、マッサージって誰がどこまでできるの?という疑問を紐解いていきます。
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ここでは、整形外科・接骨院・整体院で経験を積み、柔道整復師歴13年以上の私が、
マッサージと治療の違いや、マッサージは誰ができるのかについて解説していきます!
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先に結論から申しますと、
「マッサージ」は、日本において医師以外にあん摩マッサージ指圧師・鍼灸師しかできません。
その他の資格ないし資格がなければ「マッサージ」をすることはできません。
【あん摩マツサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律】にそれが明記されています。
“医師以外の者で、あん摩、マツサージ若しくは指圧、はり又はきゆうを業としようとする者は、それぞれ、あん摩マツサージ指圧師免許、はり師免許又はきゆう師免許(以下免許という。)を受けなければならない。”
なので、上記以外の人がそのような行為をする場合、マッサージという文言を使用してはならないので『もみほぐし』『ケア』『メンテナンス』などその他のそれっぽい言葉を使用するのです。
もちろん私たち柔道整復師でもマッサージという言葉は使用できません。
ただ、マッサージという言葉が皆さんに伝わりやすくイメージしやすいため、いろんなところでマッサージという言葉は便宜上使われてますよね。
…広告や看板に無資格なのに「マッサージ」と書くのはアウトですが。
ちなみに、『スウェディッシュマッサージ』『アロママッサージ』などは固有名詞ですので他に言いようがないためセーフと思われます。
整体師ができるのはもみほぐしです。
マッサージは治療が目的で、もみほぐしはリラクゼーションといった疲労回復が目的です。
整体師は非医業類似行為に分類されるため、治療行為は行えません。
街には様々な広告や看板が立ち並び、「マッサージ」と検索すると膨大な数のサロンや治療院などがヒットします。
皆様にはそのサイトが本当に正しい情報なのかをしっかりと見定めて、ご自身に合った施設を選べるようなお手伝いができればと思っております。