整形外科、接骨院、整骨院、整体院…自分はどこに行けばいいの?③
こんにちは!アンビション治療院です。
皆さんは病院、接骨院、整体院それぞれの役割やできること・できないことがあることをご存じでしょうか?
ここでは、前回に引き続きご自身の身体(筋肉や関節)が痛くなった時、どこへ行くのが良いのか迷った際に役立つポイントを解説していきますね。
各施設の役割と得意分野を知っていると判断しやすいかと思いますので、ぜひ最後までご覧ください(^^♪
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ここでは、整形外科・接骨院・整体院で経験を積み、柔道整復師歴13年以上の私が、あなたが身体に痛みなどの症状が出た場合にどこに行けばよいかを何回か(笑)に分けて解説していきます! 今回はその第3回です。
はじめてご覧になる方は第1回目の
整形外科、接骨院、整骨院、整体院…自分はどこに行けばいいの?①https://amb-treatment.com/整形外科、接骨院、整骨院、整体院自分はどこ/
から先に見てから本記事に戻っていただけるとわかりやすいかと思います!
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さて、「接骨院、整骨院、整体院…自分はどこに行けばいいの?」シリーズで
①整形外科の役割と得意分野 👈前々回
②接骨院の役割と得意分野 👈前回
③整体院の役割と得意分野 👈今回ココ!
の3つに分け、前回は①接骨院の役割と得意分野について解説しました。
第3回目は③整体院の役割と得意分野を知ろう です。
さて、突然ですが・・
あなたは腰がいたくなりました!!(やはり)
10年前にぎっくり腰をしてから、疲労が重なると不定期に腰が痛くなる・・。
整形外科でも骨に異常はないって言われたし、
接骨院では電気をかけて少しマッサージやストレッチをされたけどあまり改善しない・・。
どこか助けてくれるところは・・!!!
➤①また病院へ行く
➤②くじけず接骨院(整骨院)へ通い続ける
➤③治療院や整体院にいって自費治療を受けてみる
➤④リラクゼーションサロンに行く
今までの解説で、
・整形外科(医師)の役割と得意分野は 診断と治療手段の提示
・接骨院の役割と得意分野は 怪我の応急処置と街の保健室的役割
であるとお伝えしました。
【整形外科へ行く判断基準】
・緊急性が高い場合
・病名が知りたい、重症度や回復の見通しを知りたい
・必要書類に医師による診断書が必要な場合
【接骨院へ行く判断基準】
・急性期でも捻挫の固定など処置をしてほしい場合
・慢性期で保険を使わなくてもいいから早く症状を何とかしたい場合
・自身の症状を相談したい場合
そして今回は、整体院を選ぶ基準を解説します。
整体院というワードには、いろいろな意味が含まれています。なので今回は少し定義づけをしたいと思います。
整体院とは・・
『体全体の関節の歪み・ズレの矯正と筋肉のバランス調整などを、独自の手技手法を用いて手技で行う場所』
・・・独自の手技手法てなんやねん、と思いますよね???
整体という言葉はざっくりしていますが、オステオパシーやカイロプラクティックというような”骨格を整えると身体が良い状態になる”という考え方をもとに施術を行う人が整体師です。
👆ここで知っておいていただきたいのが、、、
日本では柔道整復師は国家資格に合格した人が名乗れる名称ですが、整体師は無資格でも名乗ることができます。
医師や柔道整復師はいわば国に認められた資格であり、医学的・科学的・経験的に安全で効果があると認められた手術や薬、手技や治療法を、安全に患者さんに提供するために法律で定められた養成カリキュラムに則って医師なら6年(∔臨床2年)、柔道整復師なら3年間勉強し国家試験に合格しなければならないという法律があります。
一方、整体師になるための養成学校もあります。ただ法律で定められているわけではないので、2日でカリキュラムを終えることができるところもあれば2年かけて勉強するところもあります。そこでスクール独自の手技やオステオパシーやカイロプラクティックなどの技術を学びます(たぶん)
ただ、極論ですが昨日まで未経験だったサラリーマンが転職して今日から俺、整体師!と名乗ってもOKです。
柔道整復師や医師でも、日々勉強をして知識をアップデートしたり技術の研鑽を欠かさない方もいれば、なんとなく患者さんをこなしている方もいます。ただ国家試験を受かったという一定の基準があるのに対し、整体師はそれが極端にバラバラなことは一つ特徴といえるでしょう。
まあ飲食店でもリラクゼーションサロンでも同じことですし、同じ国家資格である美容師がひらく美容院よりも、ヘアケアサロンのほうが差別化しやすい点では、整体院という括りの中で様々なサービスや自費治療を取り入れているところが多いので、ご自身のニーズに合った整体院を選びやすいことが大きな利点ですね。
民間療法、補完・代替医療、統合医療という言葉をご存じでしょうか?
国が認めた保険が使える治療法以外で、古くからの経験と実証によって確立されてきた健康法を指します。
整体法をはじめ、漢方医学やアロママッサージ、アーユルヴェーダ、スウェディッシュマッサージ、ヨガ・・
日本の法律上、どんなに整体が国民に受け入れられていても、現状では民間療法・代替医療という位置づけなのです。
これについてはまた別の記事で熱く語りたいと思います!
私がお話したいのは、日本国内では法律で認められる・認められないと決められていますが、海外ではオイルマッサージがメジャーだったり、アロママッサージで使う精油が薬として処方されていたり。
日本ではありえない!と思うことも世界的には普通だったりするわけです。
だから、整形外科に行って、接骨院にも行ってぜんぜんよくならない・・・・でも整体に行ったらよくなった!!という方も大勢います。
医学で裏付けされていなくても、先人はいろんな健康法を生み出してきました。
私は小学生のとき足で釘を踏み抜きましたが、病院ではなくおばあちゃんという代替医療?で焼酎に漬けたマムシの皮を患部に貼って治りました。(よく治ったな・・・)
皆さんが健康で過ごせるために、様々な選択肢の中から自分に合った健康法を見つけていっていただければと思います。整体院は、さまざまな資格、経験、経歴を持った施術者が、世界のあらゆる代替医療と組み合わせて独自の整体法として提供しています。
当院も、柔道整復師という資格はありますが、接骨院としてではなく整体院の形式でアスリートの治療経験などを通してスポーツマッサージ×筋膜リリース×整体×スウェディッシュマッサージを組み合わせた独自の手技手法で施術を行っています。
整形外科、接骨院と大きく違うところは、保険治療ができない自由診療であることで時間をかけてしっかりと原因の根本にアプローチでき、対症療法ではなく再発を予防し、通うことで身体のコンディショニングになるところですね。
また自由診療となると患者さんも納得いくまで説明を聞いたり時間を長くとったりできるので満足感が大きいと感じます。
まとめますと、
・整体院の役割と得意分野は 患者さんのニーズにコミットした施術の提供と再発予防
【整体院へ行く判断基準】
・患部だけではなく全身を改善したい
・慢性期で根本改善をしたい
・自分に合う治療法をさがしている
という感じでしょうか。
どのように治るかは人それぞれですよね。そして、どうやって治すかも、人それぞれなのです。
次回は、
マッサージって誰がどこまでできるの?(題名仮)
こうご期待!