整形外科、接骨院、整骨院、整体院…自分はどこに行けばいいの?①

整形外科、接骨院、整骨院、整体院…自分はどこに行けばいいの?①

 

こんにちは!アンビション治療院です。

皆さんはご自身の身体(筋肉や関節)が痛くなった時、どこへ行きますか?

ここでは、整形外科・接骨院・整体院で経験を積み、柔道整復師歴13年以上の私が、あなたが身体に痛みなどの症状が出た場合にどこに行けばよいかを何回か(笑)に分けて解説していきます!

 

①整形外科・接骨院・整体院の役割と得意分野を知ろう

さて突然ですが、、、

 

あなたはぎっくり腰になりました!!(とします)

額を流れる冷や汗・・これでは仕事にならない・・!!

湿布を貼るだけではどうにもならなそう。。どこか助けてくれるところは・・!!!

 

➤①病院へ行く

②接骨院(整骨院)へ行く

➤③マッサージに行く

➤④気合で耐える

 

皆さんは行く先で「この痛みを取ってほしい、痛みの原因が何なのかを知りたい」と思って上の選択肢の中から

選んで行動されることかと思います。

しかしながら、選んで行ったところが「思ってたんと違う」ことも多かったのではないでしょうか??

 

それにはドクター・セラピストとの相性や考え方、スキルなどはあるかもしれません・・・が、

病院には病院の、接骨院には接骨院の役割やできること・できないことがあることをご存じでしょうか?

 

全3回に分けてお伝えする「接骨院、整骨院、整体院…自分はどこに行けばいいの?」シリーズ第1回目は

整形外科・接骨院・整体院の役割と得意分野を知ろう

ということで皆さんがご自身の身体(筋肉や関節系)が痛くなった時に行くべきところの役割と得意分野を知って頂き、

ご自身の症状にあった場所を決める参考になれば幸いです。

 

では、以下の3項目に分けて解説していきますね。

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①整形外科の役割と得意分野

②接骨院の役割と得意分野

③整体院の役割と得意分野

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今日は①について。

 

①整形外科の役割と得意分野

整形外科(医師)の役割と得意分野は・・・診断と治療手段の提示 です。

 

整形外科には、ドクターが居ますよね。

私たち柔道整復師は、「診断」ができません。つまり、病名をつけてはいけないんです。

「診断」は、医師にのみ許された特権で法律で定められています。

 

先ほどのぎっくり腰を例を挙げると、

腰がいたい!骨折しているかも・・ヘルニアになったのかな?!歩けなくなったらどうしよう・・

このような状況になった際、原因を知りたい・重症度を知りたい場合は第一選択として整形外科が良いでしょう。

病院の大小によりますが、レントゲン設備が基本的にはあると思います。

骨折の有無、生命の危険が及ぶ状況かどうかを判断するのが得意なのは整形外科です。

 

しかし、私の経験からお伝えすると

整形外科はあくまで診断をしてもらうための場所と考えたほうが良いと思います。

「治療をしてもらう場所」という認識で受診すると、みなさん痛み止めと湿布だけもらって「また1週間後に来てください」と言われてしまうため不満が残っている印象です。。

整形外科としては、隠れたガンやヘルニアなど重症で日常生活に支障をきたす恐れがある患者さんを見つけることが第一優先です。ボーダーラインは「日常生活が送れる人」なのです。

だからいくら腰が痛くても、骨も異常なくしびれもなく仕事ができそうならば経過観察となるのです。

 

整形外科にはリハビリテーション科が附属しているところも多いと思います。

しかし保険を利用したリハビリテーションは、やはり最低限。

保険を使って治療をするので時間も10分~20分と決まっています。患部以外は施術ができません。

リハビリを担当するスタッフは一日に分刻みで何十人も担当します。

 

腰が痛いと姿勢がわるくなり、膝がいたくなったり背中が痛くなったりしますよね・・

でも患部しかリハビリできないのです。

 

お仕事しながら数分だけのリハビリに通い続けるのは厳しいですよね。

ですので、整形外科の役割と得意分野としては、診断と治療手段の提示なのです。

 

次回は、

②接骨院の役割と得意分野

について解説していきます!

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